〈中高生諸君及び親御様へ〉

※主旨をご理解いただく為、長文になる事を先にお詫びしておきます。

近年、日本の英語教育はかなり迷走しております。

我々が子供のころは、中学も高校も、しっかりと教科書があり、 それにそって勉強する事が基本でした。
そのおかげで、 中学ではどこまでの文法、単語、熟語、 高校ではどこまでの文法、単語、熟語というのがはっきりとしていて
勉強に連続性がありました。
が今は、中学生の教科書が異常にサイズだけ大きく、幼稚な内容になり 多くの学校の先生がたは、各自試行錯誤しながら、

 - ワークからしか問題をださない!
- 自分で別に渡したプリントからメインに出す!
- 以上の2つのミックス

などの様に、子供にとってメインの教科書というものの重みがなくなり、
プラス、ネイティブの先生とのお遊び程度の授業などが入っているため
余計、英語の何に集中していいのかわからなくなっている中学生を多く 見てきました。
更に、高校からは割と昔からの、難しくなる文法書と教科書というオーソドックスな教え方にもどるので、
中学までは何となく英語が好きだったが、 高校から急に落ちてきた!などという逆の生徒さんも多いです。(当然ですね)
上記の混乱は、日本人は、文法は出来るが喋れない!!を克服しよう! という根強い固定概念から来ている様に思えます。
間違ってはおりませんが、(あくまで僕なりの意見ですが) ほんの数十年前まで、世界で最も勤勉で、
勉強の水準もトップクラスだった 日本人が外国語を話せない理由は以下の様な物だと考えます。

 ①  有色人種で唯一直接占領をされた事がなく何語であれ、強制せれた経験がない。
 ②  有色人種で唯一G7に入り続けている様に経済的優位性が高く世界の多くの国が、むしろ日本語を勉強してくれていた。
 ③  ほぼ単一民族で無宗教に近く、かつ完全な島国なので外国語に触れる機会が少ない。
 ④  今の様に、少子化する前は外国人を雇う必要もなく、また逆に 世界にでて労働場所をさがさなければ仕事がないという事もない恵まれた国だった。
 ⑤  輸出立国だったので、外国人観光客を誘致する事にたいして切迫した状況になかった。

他にも、多々ありますが、よその多くの国々の人達が日本人より外国語が話せる 理由の多くは、
上記の理由のどれか、または多くが当てはまっている場合です。
この混乱に対応する方法はいろいろな考え方があり、どれが正しいという事はありません。
ゆえに、自分は日本人が英語を勉強する(すべき)理由を自分なりに考えてみました。

① 多くの人が考える、文系でも理系でも受験で英語を選択する必要があるから。 かつ、これからは企業買収、合併などで国際企業が日本にも増えるから。
(確かに世界共通語の英語は話せないより話せた方が間違いなく良いとは思いますし、受験にも大事になります。)
② 英語は言葉であり時に文章ですから、無論、文章読解力という 国語的な能力、理解力、雑学を求められている。
  ◎その為には、単語や熟語という単純な丸暗記という反復をきちっと出来る事が求められる。
  ◎日本語は世界の他の言語(例えば中国語)と比べても文法が英語と大きく異なり、大げさに言えば数学的に脳を使って思考する必要が求められる。
  ◎日本語は発音にアクセントが少なく音の高低(ピッチ)で使い分けをするので (例えば、雨と飴を発音してみてください)
英語をリスニングするにはかなり音を聞き分ける脳力を発達させる必要がある。
  ◎英語は毎年何百という単語がすでに日本語になっているので、
英検でいうと準二級くらいの単語は必ずどこかで聞いた事があるカタカナ語であり、ゆえに日本語として知っていないと恥ずかしい言葉である。

つまり、英単語を多く知っているだけで多くの場面(職場、学校、音楽、アニメ、読書、専門の研究、パソコンやスマホの用語、スポーツ)
その他もろもろで役に立つ。
(例えば、十年前コンプライアンス=法令順守なんて言葉はよほど英語を勉強している人しか知りませんでしたが、いまでは日本語です。当時、自分は聞いた瞬間だいたい何を言いたいかわかりましたが、多くの友人たちはわかっていませんでした。)

上記に◎をつけて述べた理由だけでも、就活で英語の資格が評価されるのは当然の事でしょう!
必ずしも喋れる必要があるわけではないのです。
それ以外にも、英語をしっかり勉強するメリットは多くあり、
むしろそこが解っている子供達の方が最終的には喋りに興味を持てるような印象があります。
では、喋れなくていいのか?という質問が飛んできそうですが、
僕の個人的な見解では、(中高生の間は必ずしも)喋れなくてもいいと考えます!!
しっかりと、単語、熟語、文法をやりきってくれていれば、 だれでも少しはすでにしゃべれているのです。
(試しに、スワヒリ語で何か言おうとしてみてください! 色でも、1から10 でも、おはようでも、車でもかまいません。
大概の方は何も言えないはずです。
でも英語ではほとんど言えますよね。つまり、すでに、自分達は英語をかなり話せるのです。)
ただ、「そんなレベルの話をしているのではありません!
ちゃんと、喋れる様になって欲しいのです!」という声が聞こえてきます。
だったら、外国に行くだけです!!
僕が二十歳のころ、バブルのピークで日本が、一番経済力がある時代

① バイトの自給は600円スタートでした。 今の子供達は、1050円スタートからバイトが選べるのです。
② 当時、オーストラリアに留学するなら、1ドル110円くらいでした。 今では、1オーストラリアドル=70円台です!(40%弱おとくです)

① +②=誰でも、本当に英語を話せるようになりたいなら、 小、中、高、大学でしっかり、単熟語と文法と若干の会話になれておけば、
自分でバイトして、ひょいっと外国に行って、簡単に喋れるようになる環境が整っているのです!!
中高で明確に英語の何を勉強するべきかが前述の様にぼやけてしまっているのと、
自力で外国にいってやる!という行動力と好奇心にあふれた考えを持つ子供を増やしていく事に、親御様も学校もあまり助けになっていないだけなのです!!
ついでですが想像してみてください!(僕自身の実体験でもあります)
自分がこれから1年、ワーキングホリデービザを利用して英語留学をするとします。
皆、初めて行く前は、そろって“自分は、英語は喋れない”と言います。
確かにそうでしょうが、
単熟語や文法が一通り完璧な人、例えばマーチ以上の大学までしっかり一般受験で合格している人、
または英検で2級や準1級をとっている人、
本当に高校まで全く勉強きらいで、AO入試などでFランクの学校に親御さんのお金にたよって入り、
名目上だけ大学生となり英検なども一切受けていな人、
両者が同時に、オーストラリアについて、初日は両者ともそんなに話せないでしょう。
場合によっては、後者の方がへたに知り過ぎていない分、身振り手振りも含めて積極性だけで、話せているかのように見える事すらあります。

しかし、一週間後!一か月後!1学期後、そして一年後! 彼らの会話力は同じでしょうか?

答えは、全く、お話にならないくらい、前者の方がペラペラになります!(当たり前です)
面白いのは、両者とも一年分は上達するので、地元に帰れば友達から“ペラペラだね~”
などと、褒められます。
長くなりましたが、私は子供達が英語を話す事に興味を持つのは良い事だと思いますし、
親御さんがそれを後押ししたい気持ちも良くわかります。
ただ、少しだけ、周りに流されずに考えてみてほしいと思っています。
上記のネイティブの先生が多く小中学校から雇用されるようになってきている
利用は子供達の英語力の為だけではなく、英語圏の方の雇用を守っているとも 考えられます。
事実、そういうお話しを外国人の友人から耳にもします。
想像してみてください!全国でいくら税金が使われるでしょうか?
それに見合うメリットをお子さんたちが得ているでしょうか?
世界の多くの子供達や、日本語を喋って日本で働いている若者の多くは、自力でしっかり 文法から勉強し、
(自分も海外で、英語で日本語を基礎文法から教えていた事があります)
家族の為や、自分の未来の為に必死で最後に話し込みをして仕上げてきています。

例として、外国人のお相撲さんたちの多くはちゃんと勉強もしてきています。
野球選手などの助っ人外人は5年いても挨拶しか出来ないですよね!

もう一点上記で述べた事の反復ですが、英語の多くは日本語にどんどんなっていきます!
その大半がわかるだけでも、仕事でも、趣味でも、通常の暮らしでも、
その単語が解らない 人達より、簡単に生きる事ができます。

どうぞ、いろいろな理由を考えて、子供達に英語をやらせてください!

でなければ、多くの親御さんが感じている様に、塾には行かせているが 無駄にしかなっていないと感じる事になると思います。
自分がその一助になれれば幸いです。
大変な長文失礼いたしました。興味があれば一度ぜひご連絡ください。
誠意と、多角的に子供さんを分析、理解しながら教えさせて頂きます!!

誰でも英語 : 湯浅伸一郎

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